- 2024/04/04お墓の継承
- 価値のある石
こんにちはSHIGEです。
今日は先日ご依頼のあった他県にお住まいで実家のお墓を
処分したいのですが生前父がお墓を買った時に石屋さんに
価値のある石（庵治石）だから処分してもお金になる・・・と
説明を受けたのですが？というご依頼で
まず最初にお答えしたのが
「建てたお墓を売ってお金になるという事はまずありません！！」です。
今回のお墓は区画石（台座）から上のお墓本体部分に木造トタンでの
かぶせモノをしてあったため、隙間から見える石種のみ確認できましたが
仏石に文字が彫ってあるか？とかの確認はできませんでした。
こう言った場合でも、ほぼほぼ価値の判断はできないし建っている以上
買取という形は取れず、良くて撤去費用に対しての何らかの値引き対象に
する事でご納得していただくしかないのが現状です。
去年、心配性のお客様といろいろとお約束をする際に弊社独自で約束ごとに
関する内容の覚書（約束書）を交わしご契約いたしましたが
そういった、覚書や念書のようなものを書面なりで残してもらっておかないと
聞いた話とか口約束レベルでは、売れれば勝ち…みたいな感じで
お支払後の対応が目に見えています。
大手墓石屋さんなんかはしっかりした契約書が交わされるので
逆にしっかりとその文面を理解して読み込まないと購入後
「えっ！こんな事対処してくれないの？」とか
「保証期間と補償内容薄」って事は感じる事があると思うので
ご要望は契約前にきっちり口頭でお話して文書化してもらい
営業マンとではなく会社としっかり契約したかご確認が必要かと思います。
聞き方としては建ててから想定される不具合や気になる事は石屋さん的に
ありますか？が良いかと思います。
建設業でも僕の友達が建設メーカーさんの営業の方と８割方いろいろと
決めていたところで、その営業マンが建てる前に退社してしまいました。
その間に約束していた（口約束的な）内容は引き継がれておらず
再三の打ち合わせの際の記録書にもそういった内容は一切記載されておらず
最終、泣き寝入りで建てたお家も３か月で雨漏り！
その影響か!?未だに和室は湿気が酷く畳にカビが生えるレベルで
メーカーから寄贈された除湿器２４時間稼働で普通を保っている部屋に
なっています。
どの業種でもある事なので、気を付きましょう
終わり
